「経理マンの転職日誌」のランキング付けの評価基準
経理マンの転職日誌(以下、当サイト)では、転職エージェントをランキング形式により評価しています。
このランキング評価においては、次の5つの指標を評価基準として設定しています。
- 求人数の多さ
- 提供される情報の詳細度
- 評判・口コミ
- 受けられるサポート力
- 対応のスピード
上記5つの指標をそれぞれ10段階で評価した上で「総合評価」を決定し、総合評価の点数によってランキング順位が決定されます。
なお、5つの指標は並列的なものではなく、項目ごとに重要度を設定し、重要度を比重として加味した上で総合評価が決定されます。また、各評価はあくまで相対的な評価であり、絶対的な評価ではありません。
例えば、10段階評価において10点を獲得した場合であっても、何一つ欠点がないことを意味するわけではありません。
① 求人数の多さ
当サイトでは、総合評価の算定において「求人数の多さ」を最重要指標と位置付けています。
なぜなら、私たち求職者が転職を成功させるためには、多くの選択肢の中から最良の選択肢を選ぶべきと考えられるからです。
そのため、「求人数の多さ」についても他の評価指標と同様に10段階で評価するものの、総合評価に与える比重を最も高く設定しています。
なお、求人数のリサーチには転職エージェントの提供する求人検索システムを利用し、かつ登録者のみがログインできる「非公開求人」も含めた全データから求人件数を集計しています。
また、求人数はリサーチの時期によって異なることから、集計は定期的に実行するものとし、転職エージェント間の比較可能性を維持するため全エージェントの求人を同日(前後1~2日は許容するものとする)にてまとめて集計しています。
② 提供される情報の詳細度
提供される情報の詳細度は、主に次の3つの要素から構成されます。
- 各求人に記載されれている情報の深度
- 各コンサルタントによる会計業界全体の理解度
- 各コンサルタントによる求人企業への理解度
上記3つの情報の詳細度をリサーチする上では、実際の求人票の閲覧、筆者自身が利用した際に提供された情報の深さ、利用者への独自アンケート調査による口コミの3点を主に参考にしています。
また、会計業界は専門性の高い職種であることから、転職エージェントに対しても「市場環境」「仕事内容」「専門用語」等に関して、高い理解度が求められます。
そのため、「提供される情報の詳細度」については、総合評価に与える比重を「求人の多さ」に次ぎ2番目に高い水準として設定しています。
③ 評判・口コミ
当サイトでは、独自調査により転職エージェント利用者の評判・口コミを収集しています。
調査には様々な手法がありますが、例えば次の調査を実行することにより、偏向のない情報収集を行っています。
- クラウドソーシングサービス(Lancers,CrowdWorks等)によるアンケート調査
- 筆者の所属するネットワーク(監査法人・公認会計士協会・税理士会等)での口コミ調査
- ソーシャルメディア(Twitter,YouTube,Facebook等)での発信の抽出
実際の利用者による口コミは、転職エージェントを評価する上で重要な指標であると考え、総合評価の算定における指標として設定しています。
ただし、明らかに「悪質なレビューである」「広告的なレビューである」と見られる評判・口コミについては、偏向性が著しく高いと判断し、当サイトの判断により集計から除外しています。
このように、評判・口コミの集計においては偏向性の排除を行い、客観性を高めるための判断を行っています。
しかしながら、そもそも利用者の感じ方は人それぞれである点で主観的なものであり、また先述のとおりヒトによる判断が介在するためこの判断自体に偏向が介入する余地を妨げません。
④ 受けられるサポート力
転職エージェントから受けられるサポート力の評価では、主に次の視点による評価を行います。
- キャリアカウンセリングの能力の高さ
- 求人企業に対する提案力・交渉力
- 求人検索機能の使いやすさ 等
特に、キャリアカウンセリング能力の高さ、求人企業に対する提案力・交渉力は、転職活動を有利に進める上で必要不可欠であると考えています。
このことから、当サイトでは「転職エージェントから受けられるサポート力」を重要な指標であると考え、総合評価の算定における指標として設定しています。
⑤ 対応のスピード
求人は水物であることから、「転職エージェントの対応の早さ」も非常に重要であると考えます。
転職エージェントの対応が遅い場合、良い企業を見つけたとしても、応募した時には募集を締め切ってしまっているケースがあるからです。
これでは、いくら求人数が多く優秀な転職エージェントであっても、転職を成功させることはできません。
このことから、当サイトでは「転職エージェントによる対応のスピード」を重要な指標であると考え、総合評価の算定における指標として設定しています。
総合評価の決定
上記5つの指標をベースに、総合評価を決定します。
ただし、先述のとおり総合評価の決定には主観による判断(評判・口コミの選抜過程、筆者の実体験など)が介入する為、主観を100%排除することはできません。
総合評価の決定においては可能な限り定量的な評価を実行していますが、その性質として定性的な評価に拠らざるを得ない指標も存在することから、総合評価には定量化できない情報が含まれます。
執筆・監修ポリシー
当サイトでは、執筆・監修にあたり下記のポリシーを遵守しています。
- 適切な根拠に基づく情報提供
① 信頼性の高い情報源の活用、及び当該データを活用した独自分析
② 自身の実体験に基づく情報
③ 複数のユーザーに対するアンケート調査の実施 - 権威性の高い職業人・有識者による情報提供
① 発信者は実務経験5年以上の公認会計士であること
② 人材紹介事業者からのフィードバック - 適時・適切な情報のアップデート
① タイムリーな情報提供
② 想定読者の変容に対する適時・適切なコンテンツの修正
適切な根拠に基づく情報提供
当サイトでは、独断・偏見を回避するため、適切な根拠に基づく情報発信をポリシーとして掲げています。
- 信頼性の高い情報源の活用、及び当該データを活用した独自分析
- 自身の実体験に基づく情報
- 複数のユーザーに対するアンケート調査の実施
① 信頼性の高い情報源の活用、及び当該データを活用した独自分析
当サイトでは、結論を表明する際には、必ず信頼性の高い第三者機関による調査結果を参照しています。
また、その際は当該参照した情報源を明記し、コンテンツの信頼性を担保しています。
なお、信頼性の高い第三者機関とは、例えば次の機関を利用しています。
その他、たとえば特定業界の「年収」等をリサーチする上では、複数の転職エージェントの求人情報を参照しています。
参照したデータは全てをグラフ化し、明示することで信頼性を担保しています。
またデータの収集が膨大となる場合には、情報を収集する事務スタッフを活用し、(集計結果の確からしさを確認するため)ダブルチェックの上で情報を利用しています。
② 自身の実体験に基づく情報
結論の根拠としては、記事執筆者(藤沼寛夫)による実体験を活用するケースもあります。
なお、藤沼寛夫は大手監査法人・FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)での就労経験を経た公認会計士であり、実務経験年数は10年以上です。
上記の経歴から、藤沼寛夫の実体験を結論の根拠として提示することには、一定の合理性があると判断しています。
③ 複数のユーザーに対するアンケート調査の実施
信頼性の高い第三者機関や、執筆者(藤沼寛夫)の実体験から根拠を確立することができない場合には、複数のユーザーに対するアンケート調査を実施しています。
アンケート対象の選定には、次のようなルールを設けています。
- 公認会計士又は税理士、又は経理業界経験者であること
- 当該コンテンツを作成する上で、必要な実体験を得ていること
- 独断・偏見・偏向の傾向が見られず、客観的な視点で体験談を語ることができること
上記ルールを順守した上で複数のユーザーに調査を行っています。
また、コンテンツの投稿前には執筆者(藤沼寛夫)がレビューを行い、情報に偏向がないこと、金銭の授受がないこと、公序良俗に反する内容ではないことを確認しています。
権威性の高い職業人・有識者による情報提供
当サイトは、権威性の高い職業人・有識者による情報提供に基づき、コンテンツを提供しています。
権威性の高い職業人・有識者による情報提供のためには、次のルールを順守しています。
- 発信者は実務経験5年以上の会計人であること
- 人材紹介事業者からのフィードバック
① 発信者は実務経験5年以上の公認会計士であること
発信者(藤沼寛夫)は実務経験10年以上の公認会計士です。
② 厚生労働省労働局管轄による研修の受講
当サイトは、常に有料職業紹介事業者許認可取得法人「アカウントエージェント株式会社」によるフィードバックを受けています。
アカウントエージェント株式会社では、適時・適切なタイミングにより厚生労働省及び労働局管轄による研修を受けており、求職者に対する適切な情報の提供に資するアップデートを行っています。
当該人材紹介事業者からのフィードバックにより、人材業界でのトレンドを適時に開示することができるほか、情報の信頼性担保にも期すると考えています。
適時・適切な情報のアップデート
発信したコンテンツは、適時なタイミングで適切な情報をアップデートしています。
- タイムリーな情報提供
- 想定読者の変容に対する適時・適切なコンテンツの修正
① タイムリーな情報提供
各コンテンツで開示した情報は、1~3ヶ月以内に必ずアップデートされます。
適時・適切なアップデートを行うことで、読者は「今」の情報を知ることができ、時間軸の相違による情報の乖離を防ぐことができます。
② 想定読者の変容に対する適時・適切なコンテンツの修正
時間軸の相違のほか、想定読者のニーズ・意図が変容する可能性があります。
当サイトでは、1~3ヶ月の周期で読者のニーズ・意図を再リサーチしており、変容があると認められた場合には適時・適切なコンテンツ修正を実施しています。